こんにちは、バッキーです。
今回紹介する漫画は「ヴァンパイア十字界」です。
ミステリー作家・城平京が原作、漫画家・木村有里が作画のバトルファンタジー漫画で
今まで読んだファンタジー漫画の中でトップクラスに面白い作品だと思います。
あらすじ
今から遠い昔、至高のヴァンパイア王、ローズレッド・ストラウスは
あまりの強さから人間だけでなく、同族であるヴァンパイアたちからも恐れられていた。
その結果、愛する女王アーデルハイトを人質に取られて処刑されることとなる。
しかし、それに狂乱したアーデルハイトは秘めた魔力を暴走させ、世界を
崩壊の危機へと追い込んでしまう。
人々は崩壊を止めるためにアーデルハイトを世界のどこかに封印したが
ストラウスはそれに怒り、自らが統治していた国を滅ぼしてしまう。
そして封印されたアーデルハイトを助けるため、同族や人間たちと
果てのない戦いを続けた。そして千年後──。
今でも封印を探す旅を続けていた。
ただ、愛する女王「アーデルハイト」を取り戻すために。
素晴らしきシナリオの完成度
この漫画の素晴らしさはそのシナリオにあります。
原作の城平京さんは「スパイラル 〜推理の絆〜」「絶園のテンペスト」「虚構推理」等の
アニメ化した作品の原作者ですが、その中でも私はこの作品が一番好きです。
そのシナリオは第一話から最終話に至るまで、
すべてが緻密に組み立てられていて圧巻です。
詳しくはかけないのですが、 この作品はとくかくどんでん返しが多い。
二転三転は序の口で四転五転六転するといっても過言ではないです。
通常の作品であれば二転三転するといっても物語の根幹までは
そう変わることはないのですが、この作品は違います。
物語の根幹、そう根底のところから完璧に逆転します。
それでも作品として崩壊することのない緻密で絶妙なバランス加減。
中盤では全ての真実は千年前のアーデルハイトが暴走した運命の日にあるという話に
なるのですが、千年前から生きている登場人物で自分が全ての真実を知っていたと
思っているキャラでも、実はそのほとんどが断片的なものでしかなく、
本当の真実ではないという展開に。
そして、全ての真実が明らかになったときに読んだ人は戦慄すると思います。
最終回ではあまりの感動に私は涙を吹き出しました。。
千年前に起きた真実とは何なのか、そしてこの物語の行きつく先はどうなるのか
全9巻で完結していますので気になった方はチェックしてみてください。
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